「祐真!!」
俺の後に続いて慎も出てきた。
「ね、祐真。美雪、俺らのこと思い出してくれるよね?」
「あぁ…。」
このまま思い出さない、なんてことはないだろう。
「あ。あなたたちは…。」
どこからか声がした。
声がした方を見ると、1人の医者が立っていた。
俺の後に続いて慎も出てきた。
「ね、祐真。美雪、俺らのこと思い出してくれるよね?」
「あぁ…。」
このまま思い出さない、なんてことはないだろう。
「あ。あなたたちは…。」
どこからか声がした。
声がした方を見ると、1人の医者が立っていた。

![[超短編]思いを伝えるそのときは](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.759/img/book/genre1.png)