「俺だよ、慎だよ?」
慎が美雪に言ってみるけど無駄。
「俺、ちょっと外の空気吸ってくる。」
その場にいれなくなった俺は病室から出た。
何で、何でなんだよ。
兄貴たちのことは覚えてんのに、何で俺らのことは忘れてんだよっ…。
慎が美雪に言ってみるけど無駄。
「俺、ちょっと外の空気吸ってくる。」
その場にいれなくなった俺は病室から出た。
何で、何でなんだよ。
兄貴たちのことは覚えてんのに、何で俺らのことは忘れてんだよっ…。

![[超短編]思いを伝えるそのときは](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.759/img/book/genre1.png)