Side 武志
土曜日の午前10時
もろ部活の真っ最中、
まあんな俺は先生にパシられ中
正直だっりぃ……
「…ん?」
誰もいないと思ってた廊下に人影
近付くと優菜だった
寝てるし。
むに、頬っぺたを突くと
「んぁ」
嫌そうな顔になる
そんな反応に思わず笑ってしまって
………突きまくる
「っん?…っぐぇ!?」
起きたらしく、またその声と反応に笑みが零れる
「はよ」
「………っああああ//!?」
優菜の声は廊下に響く
「先輩っ!! 私寝てました!?」
うん、そうだね
そりゃあもう
「爆睡だったかな、」
恥ずかしいらしく頭を抱えてなんか言ってる優菜をみて
俺は凛華と似てるけどやっぱ違ぇな、なんて思った
当たり前なのにな


