ある意味、悲しいんですけど。

「…やっぱり、いいです……」


辺りを見渡し、空いてる席を見た。

ラッキーな事に、窓際の1番後ろの席だ。



でも、やっぱり周りは男、男、男で。

それも、真面目そうな人がいない、と言うね。


…あたし、どうなっちゃうんだろ?

そんな事を考えてると、

「……貴方。

いつ、席に座ってくれるのかな?」


後ろから、物凄い殺気が!!

後ろを振り返らず、早足で席に着いた。



前を見ると、……。

先生と目があうわけで。