「おっス!」
女とは思えない、挨拶をし、笑顔を向けた女。
確かに、可愛いは、可愛い。
他の女に、これくらいはいないと思うし。
でも。
どうせ、ただの“女”だろ。
隣の席に腰掛け、俺を見て、驚いた様な顔をした。
俺が思ってる事を口にしたら、顔をひきつらせた女。
……絶対、怒ってるな。
まあ、気にしねーけど。
颯が勝手に俺の紹介をした。
女は意味不明な態度をし、俺を見て、大きな目をまた大きくさせた。
……感情表現がデケェ奴。
「ホントにほんとっ?!!」
俺に詰め寄ってくる女。
そう。
俺はこの学校の理事をしてる親父の息子。
それを颯が言っただけで、何故こんなに怪しむ。
それに、こんな事にウソをついたって、何のメリットもねぇだろ。

