「由奈、起きたか?」


まだ、半分まぶたが開いていない。


そんな姿も可愛いと思ってしまう…。


「う~ん…。佑斗、ずっと起きてたの?」


由奈は、ボーッとした顔のまま、オレを見た。


「ああ。何か寝れなくてさ」


携帯を見ると、まだ夜中の3時だ。


「寝た方がいいよ~。体壊すよ?」


「う~ん。そうだなぁ~」