「ハハ。冗談ですよ。冗談。オレは愛美一筋ですから。佑斗さんも、由奈一筋ですもんね」 ご機嫌良くそう言うと、竜二はバカ笑いをした。 こいつ、酔うと面倒なタイプだな。 呆れてため息が出る。 愛人なんて、オレには必要ない。 これは、オレのポリシー。 何故かって? それは、この世界でのオレは、ハッキリ言って、ブランドだと自負しているからだ。 ヤクザの世界の頂点に立つボス。 その女は、由奈一人で充分だ。 他の女に、簡単に「佑斗の女」なんて肩書、やらねぇよ。