「いらっしゃいませ~。あっ!」 化粧は派手だけど、思わず目を張るほど、美人なホステスが出てきた。 「も、もしかして、佑斗さんですよね?」 あれ? オレの事知ってるのか? 「お~!華織(かおり)ちゃん。佑斗さんの事知ってるの?」 オレの後ろから、竜二が顔を出した。 どうやら、この華織ちゃんとは、顔なじみらしい。 「当たり前ですよ~。佑斗さんは、憧れなんですから」