「はぁ…」

最悪や…

一つ溜め息をついて、ドアノブに手をかけた

――ガチャ

「ただいまぁ…」

「おかえり~
なんや暗いやん??」

ちょうど洗面所から出てきた、オカンに見透かされる

いやでも、ここで言ったらオトンに伝わり、あぁ~!!!!

…アカン、最悪すぎて頭おかしなってきてもーた…

こうゆうときは、寝よう!!

うん、それが一番や!!

「別になんもないで
ちょっと眠いし、寝てくるわ」

「はいはい」

タンタンと階段を上がり、部屋に入る

「着替えよ」

チャチャッとジャージに着替えて、ベッドに横になり目を瞑った