「うっさいな~
食べてる時ぐらい、静かにしてーや」

「すいやせんした~」

注意したつかの間、璢嬉がまた喋りだした

「せや
明日、一騎の試合やろ??
何時からなん??」

「九時かららしいわ」

「お前、それ夏璢に言ったか??」

「あ…」

ゆっくりと、口を開けた間抜けな顔を璢嬉に向ける

すっかり夏璢も行くことを忘れてた…!!

「やっぱな
ほら、今から電話せぇ
今日は部活、午前までやったらしいから」

「せやな…!!」

急いでケータイを出して、夏璢にかける