ほな、邪魔者もいいひんなった事やし、寝よか…

ボフンと掛布団をかけたと思ったら、ガチャと部屋のドアが開いた

オトンかよ…

「ちょっ、ホンマ、うちに対する嫌がらせか??」

「はっ??
何がやねん」

ポカンと口を開ける

「いや、別に」

オトンに言うても意味ないよな…

「あっそう
それより下にな、桃あるけど食う??」

「今いらんけど、明日食べるからうちの分置いといて」

「ほーい
ほな、おやすみー」

「おやすみ」

――パタン

やっと寝られるわ…

「ふぁ~…」

…ホンマに寝よ…