優奈、アンタやたら声高すぎちゃうか いっつも、オッサンみたいに低いんに そんな可愛くみせても、中身オバハンやから、その内バレてまうって ――ガタ 前から椅子の引く音がして、眺めていた外の風景から、そっちに視線をやった そこに立ってたんは、黒髪の黒ぶち眼鏡の、うちと一緒の制服を着た、兄ちゃん へぇ~ うちの学校から来たんや 他は他校生の奴らやのに なんて、まじまじと見ていると、隣の優奈がニヤニヤと耳打ちしてきた