なんてこったい! 恋の波乱を巻き起こす蠍座BOYは、メガネだったなんて!!! あたしの頭の中の数少ない配線は、繋がることなくショートしそうだった。 その中で何とか組み合わせてみる。 叔父貴とメガネ…… ブ―――!!!! お、お似合いじゃねぇか!!! あっぶねぇ!!危うく鼻血を出すところだった。 実際は鼻血を出すことはなかったけど、あたしは鼻を押さえた。 そうでもしなきゃ、今にでも粘膜を刺激して血が飛び出そうだったから。 ……ん? 待てよ。何でこいつが“黄龍”の存在知ってんだ??