―――――!!!!!!!! 女に興味ないって―――て こいつ、ゲゲゲゲゲゲゲゲイ!!! その言葉を出すのにも憚られた。 あたしはこれでもかって言うぐらい目ん玉を開いて、メガネを見た。 初めて見た……ていうか、会った。 世の中にはそんな人間も存在するんだ、と頭の中では分かっていたけど。 ホンモノに会うのは初めてだ。 そんなあたしの驚きをよそに、こいつは更なる爆弾を投下した。 「僕が興味あるのは琢磨さんだけだよ。 昔から憧れてたんだ。黄龍に」 はぁ―――――!!!!!!!