デモアタシヲ苦シメルアイツハモウイナイ そう、こいつは雪斗じゃない!! だって雪斗は大勢でかかってこなかった。 あいつはいつも一人。 そこだけは認めてやるよ。 雪斗。 こいつはお前以下だ――― キモ金髪野郎の顔があたしに近づいてきた。 タバコ臭い息。同じタバコの臭いでも叔父貴のとは全然違う。 きっと体の中の醜い部分が流れ出てるんだな。 そう思ったらどこか吹っ切れた。 「―――ざけんじゃねぇよ。このキモ金髪ブタ野郎が」