グミの木の奇跡



「何で.また俺に聞いとん?」



「・・・ならグミとり」



「はは.最初に逢った時みてぇ(笑)」



「それより.手伝ってよ!
この木高くって実とるの大変なんだよ?」



「さとし.そうしなさい♪」



「おかん!」



「あんた.最近外出てないでしょ?
リハビリ代わりにグミとりすれば?」




「リハビリって・・・
俺.足とか手は大丈夫だし」



「そんな細かいことは気にしないの♪」



「しゃぁないな!」


そういってさとしは部屋の方に
戻っていき.しばらくするとあたし
たちがいるとこまででてきた。