「あいこ?」


いきなり後ろから声をかけられて
ビクッとなって後ろをむいた。


「・・・さとし?」


「やっぱり.あいこだ」


「さとし.ここで何してんの?」


「俺はもう帰るとこ。」


「あいこと一緒だ」


「なら.また送ってくよ
いじめっ子がまたきそうだしね(笑)」


「・・・お願いします(笑)」


「今日はやけに素直だね(笑)」


「いつも素直だから!」


っと.言いながらあたしたちは
楽しく話しながら歩いて帰った



「あっ.あたしんちだ!」


「本当だ。早いな(笑)」


「うん!・・・あれ?
あの人何やってんの?」


「あぁ.俺のお母さん。
グミの木の手入れだろ」


「グミの木?」


「そう.グミの木。・・・みたい?」


「うん!みたい!」


「なら.おいで♪」