「ひろ…と?」


私は驚きを隠せないまま寛斗に近づいた。

寛斗はかなり痩せていた。


ベッドの周りにはいろんな機械が置いてあり寛斗はたくさんの管に繋がれていた。



「おばさん…寛斗はいったい…」


私が声を掛けると
泣いていたおばさんは衝撃の一言を言い放った。



「寛斗はね……












癌なのよ…。」