その後:夕食の準備に楽しい一家
 両親と亜子は、仲良く支度をしているものの、地子は、落ち着きが無く、ソファーにすわりもせず、床で遊んでいる。
 チャイムがなり、犬の様に反応し、「だれか来たよ」 飛び出す地子。
 玄関を開けると、先ほどの3人組の男性。そのうちの1人に釘付けになってしまう地子、体が硬直し、金縛りになっている。
「こんばんは、お邪魔します。」
 3人は、父親の会社の人で、別の別荘に来ているようです。
 亜子が来て、父親が来て
「やあ よく来た 入りたまえ」と招き入れる。
 動こうとしても動けない地子、3人が怪訝な顔で横を通り過ぎ、ようやく我に帰る。
「もう食事の用意は出来ているから食堂のほうが良いか」との父親の言葉に着いて行く