「あっ、おはよー光ちゃん。」



─ヒカリ



そう、光とは私のこと。



私がこのお店で働くための“源子名”というもの。



「あの、今日からよろしくお願いします!」



「うん。よろしくね!一緒に頑張ろうね?」



「はい!」



那実さんは見た感じ大人っぽくて、クールそうなのに実は優しくて、子供っぽい一面がある。
そんなギャップにお客様はやられていくんだと思った。