ある程度、片付いた引っ越し荷物





『ねぇ、お腹空いたんだけど』





まだ片付けている、お兄ちゃんに向かって話しかけた





『…ったく!!誰の荷物だと思ってんだよ』






また呆れた顔でお兄ちゃんが言った





『もう疲れたから作る気もしないし、何か食いに行くか!?』





『行きたい!!お兄ちゃんのおごりね!!』





はぁ!?という表情の兄を残し、私はサッサと支度にかかった