キミに捧ぐ




「ひゃあ!」



首に顔を埋めた僕は顔をあげて楓を見る



「ん?」



「何してんですかぁ!」



案の定、手が泡だらけなので首だけしか向けれない


「真っ赤」



顔赤っ


「う、うるさい!!」


真っ赤だから怒っても怖くない





いいだろ…昨日の夜、我慢したんだから



と、思いながらもう一度顔を埋めた