キミに捧ぐ









「……」



おかしい…


いっこうに戻ってくる様子がない


私は先生が向かった部屋へと進む


「…先生?後藤先生?」



んー?ここだったと思うんだけど。

姿が見当たらない


「どこですかー?」



明るくても物音ひとつしない部屋が少し恐く感じる


「せーんせー出てきてー!」



その部屋を出て、さらに奥の部屋へと入っていくと…寝室があった




「あっいた!!」


明かりをつけると一番始めに目にはいった真っ黒なベッドの上に白いワイシャツをきた後藤先生がいた