キミに捧ぐ




「あー…わりいわりい…」


どんだけ眠たいんですか!?


「つーか、誰だよ…」

「………楓です」



その瞬間、先生がガバッと音が出そうなくらい思いっきり離れた



「「……」」



沈黙。












「アハハハッ!」


いきなり笑いが込み上げてきた



「え!?どうした!?こわれたか!」


いきなり私が笑いだしたことに意味がわからないらしく、先生こそおかしいことを言い出した