「美優、猫みてぇ」

「えっ!!」

「なんか、すっげぇ、猫に見えてきた」

「猫じゃないし~それにそんなに小さくないし」

「小さくなくても、持てるぞ」

「それは、水の中だから」

「嫌外でも持てるし 俺、そんなにヤワじゃねぇよ」

「・・・」

「確かめてやるよ」

拓斗がそういったと思った瞬間、抱き上げられた(お姫様だっこで)。

ひゃ~~~~~~!!

肌が密着してるよ~~~!!

「このまま、上がってもいいけど?ヤル為に」

「いいですいいです」

「ははっ」

やっぱり、意地悪だ。

「そうだ 深いところ行こう!!」

拓斗は何を思いついたのか、何故か拓斗の肩ぐらいの深いところに来た。

けど、あたしは入ってない。

だって、立ち泳ぎが出来ないから。

「美優も入れ」

「えっ!!」

突然、引っ張られて深過ぎて溺れると思ってたけどあたしは拓斗に抱き上げられていた。