横から見てると、気持ちよさそうに目を細めてる。

それが、めちゃくちゃ可愛かった。




〔美優〕
「そろそろ、寝るか?」

「うん」

二人で寝室まで、行ったのはいいけど・・・

「じゃあ、シよっか?」

「!!」

「嫌・・・なの?」

傷付いた顔で、拓斗が聞いてくる。

「嫌・・・じゃないよ? でもそんなにストレートに言われたら、恥ずかしいよ\\\」

「\\\」

「あれ?拓斗顔赤いけど?」

「美優もだろ」

「そうだけど、珍しいなぁって!?」

いつの間にか、あたしの視界から見えるのは拓斗の顔と天井だけ。

つまり・・・押し倒された?

「可愛すぎ 今ので、火点けたから」

「何が!?」

「今の、言葉?顔?」

「\\\」

「とにかく、優しくは出来ねぇな」

「えぇ!!」