「もしかして、弟?」

「ああ 明日、遊びに来るって」

「ふぅん 拓斗に似てる?」

「どうかな・・・」

「あたしも会っていいよね?」

「美優から、キスしてくれたら」

「そんな事出来ないよぉ」

「じゃあ、あっちだったら?」

そう言って、拓斗はあたしをお姫様抱っこした。

「やっ重いって!!」

「だな」

「えっ嘘!?」

「冗談」

そう言いながら、寝室までいきあたしをベットに下ろした。

拓斗は、クスッと笑うとあたしにキスした。

甘く、深く拓斗の舌が入ってくる。

「んっ・・・んんっ・・・」

拓斗の口が離れて今度は首筋にいく。

「もう消えてるな・・・」

「何が?」

「キスマーク」

付けたの結構前だしね。

「付け直す」

「えっ・・・んっひゃあっ」

チクッと、した痛み。