カチッ

ブォォォォォ

温かい風が心地よく当たる。

ゆっくりゆっくり美優が梳いてくれる。

「綺麗だねぇ」

「何が?」

「髪の毛」

「そうか?」

「うん ちゃんと乾かさないともったいないよ」

「じゃあ、毎日乾かして?」

「いいよ」

俺の髪を乾かして、美優は風呂に入っていった。




美優が風呂から上がって、美優は部屋に行こうとする。

「美優の髪は俺が乾かす」

「ありがと」

美優の後ろに立って、美優がやってくれたようにゆっくりゆっくり梳いていく。

「気持ちいい」

「そうか」

「うん 眠たくなっちゃう」

そう言いながら、美優は少しずつ俺にもたれ掛かって来た。

「寝た?もしかして」