「あっあたしが作っちゃ駄目?」

咄嗟に出てきた言葉。

「マジ!?」

「うん・・・駄目?」

「全然!! そっちこそ」

「俺は、超嬉しい!!」

「よかった」

「でさ、一人暮らし?」

「うん」

「じゃあさ、住み込みは?」

「・・・えぇ!?」

「やっぱり、駄目か・・・」

「別にいいですけど、・・・拓斗・・・迷惑じゃないの?」

「俺のほうこそ」

「じゃあ、よろしく」

「よっしゃ!!」

幼く笑う拓斗に、胸がキュンって鳴る。

あたし・・・どうしっちゃたんだろう・・・