モグモグ

「なっ?美味いだろ?」

「うん よく出来た」

「もう、寝る!?」

子供みたいに、聞く俺。

自分でも、ガキっぽいのは分かってる。

でも、美優には甘えたい時がある。

「ごめん まだ、ラッピングしてないから」

「手伝っていい?」

「いいよ」

二人で、つまみ食いしながら袋に包んだ。

「よし、寝よっか?」

「ああ」

寝室に入って、電気を消してベッドへ向かった。

「おやすんっ・・・」

美優が、言い終わる前にキスをして唇を塞いだ。

「んんっ・・・」

「ヤキモチに、付き合ってもらうの意味分かった?」

「?」

「今日は、寝かせねぇから」

「でも、仕事んっ・・・」

「関係ねぇ」