「誰に?」

「マジで、わかんねぇの?」

「うん」

「美優に、チョコあげた奴に嫉妬してるの?」

「何で? 拓斗の方が、いいと思うよ」

「そりゃ、当たり前 けど、」

「けど?」

「美優をそういう目で、見てるから」

「それって、嫉妬?」

「微妙に、違うな ただ、むかついた」

「ふふっ 拓斗、可愛い」

「はっ?」

「だってんっ・・・」

「お話は、おしまい 今度は、美優だけに言ってもらいましょうかね? 甘い声」

「\\\」

可愛い・・・

抑えきれなくなって、キスをした。

結局一晩中、美優を寝かさなかったのでした。