「ダメだよ、動いちゃ。今は安静にしてなきゃ」



それを聞き流して足を進めた。ハアとため息をついて、2人とも私の後についてくる。諦めたんだろう。1人は、どうにでもなれって顔をしていてもう1人はハラハラと焦った顔。



知りたい。とても、知りたい。



共有スペースにあるテレビカード販売機にお金を入れて、1枚それを買った。



ふと,隣に置いてある新聞に目がとまる。なんてことない。患者の為に置いてある新聞。私はそれを手に取った。



後ろで、『あ…』という声が聞こえた。




――――隠していたのは、これだったんだ。