お腹に強烈な痛みが走ったと同時に タツキさんの声が聞こえた。 「レイ!!レイ…!」 神様からの贈り物だ。 「犯人確保―――!!」 死ぬ前にタツキさんに逢わせてくれた。 夢を見させてくれてありがとう。 「レイ!レイ!レイ!」 あれ。お腹が手のひらで押さえつけられる感触がする。 いつの間にか私は崩れ落ちて、横になっていた。 ―――夢じゃなかったらしい。 タツキさんが刺されたお腹を強く押さえてくれている。