座ってと促されたのはカウンターの席。キャバクラでもこういう席はあるんだ。



テーブルを挟んで私の正面にいる下條さんの後ろには、たくさんのお酒が並ぶ。



素敵なデザインの瓶に入ったお酒。ただの透明じゃなくて、青や赤などカクテルのような色合いのものもある。



「はい、これ良かったら使って」



渡されたのは温かいおしぼり。



「これ、目に当てると良いよ」



「ありがとうございます」



私のお礼を聴くと下條さんは満足そうに微笑んで奥の厨房のようなところに行ってしまった。



気を使ってくれたのかな。



私はおしぼりを目に当てる。


気持ち良い。