「じゃあな」 「はい。本当にありがとうございました」 私はまた深く頭を下げた。1年間だけだったけれど吉村先生には本当に感謝している。 吉村先生に出会えて良かった。 「――また1年後に逢おう」 吉村先生には似合わない真面目な顔と声色だった。 「あれ?先生、定時制担当でしたっけ?」 「おい。俺超良いこと言っただろ」 「どこが!」