「そうでしょうね」



沈黙。



タツキさんの食べているカップラーメンの麺のすする音と子供達の声が響く。ってか私何買っても良いって言ったけど公園でカップラーメンって。



それに混じって着信音が響く。真吾かなと思ったけど、それだったらタツキさんの携帯電話に連絡がくるし。画面を見ると“リュウくん”と表示されていた。



タツキさんに一言断ってから電話に出る。







《デートか》



「……」



《ごめん。冗談》