「ごちそうさまでした」



結局おにぎりにしてもらった。それに加えてヨーグルトと烏龍茶。



おにぎりは2つ用意してくれたけれど、1つ食べるのも辛くて結局半分しか食べることが出来なかった。



それを責められることもなく。お昼の分にしようか、とおばあちゃんは優しく言ってくれた。


立ち上がり椅子を机に押す。自分の部屋となっている和室に行こうとした。



「レイちゃん」



「なに?」



おじいちゃんが深刻そうな顔をして声をかけてきた。



言いづらいことなのかな?





「学校どうしようか?」