「気を付けてね」
真剣な顔で言うナスカに、バースは笑顔を見せた。
「分かってるよ。前回みたいなヘマはしねーよ」
そしてバースは部屋を出た。
さすがにナスカも心配するか…。
まあ、今回の街は本当に危険だとしか言いようが無いからな。
バースも珍しく緊張している。