「神人は入る事の出来ない地だから、行くのはバースだけがいいと思うの」
「まあな。あいつを危険にさらすよりはマシだろ」
ヘウ"ンにはもう少し休みが必要だろう。更に今回は街に入るだけで危険な地だから。バースもいつもより慎重にならないといけない。
「私は行くけど、ジュリア達にも黙っててくれよ。あいつ等知ったら絶対来るから」
「分かったわ」
「じゃあ行くよ」
バースが部屋を出ようと扉を開けた時、ナスカが声をかけて来た。