神人~禁断の地~

とにかくそいつに会わないとな。
「その市長どこにいるんだ?」
「ん?ゲイン様に会いたいのか?」
「ああ…街を救った英雄に挨拶しとこうと思って。暫くこの街に世話になるしな」
それを聞いた男は機嫌を良くして、ある方向を指差した。
「ゲイン様なら街の北にある大きな屋敷に住んでるよ」
「サンキュー」
バースは男と別れその屋敷を目指した。