神人~禁断の地~

ケリーの大切にしていた神剣も持って。
「ケリー…」
住人の一人が呆然と呟く。そんな住人達の前にヘウ"ンが立つ。
「もう戦わないで下さい…。貴方達はゲインに踊らされていただけなんです。ゲインは街を救う気なんて――」
その瞬間、ヘウ"ンの頭に木刀が飛んで来て当たった。
「ヘウ"ンちゃん!?」
頭から血を流すヘウ"ンは、静かに住人達と向かい合う。それとは反対にケリーの名を呼んだ男が声を上げる。
「貴様等…よくもケリーを殺したな…」