「……私は、好きじゃないです。貴方みたいな強引な人…」
本当はもっと強気に言うはずだったのに、視線さえ上げることが出来ない。
「頑なだな。
お前もさっき言っただろ。“好きになるから言うな”って。」
私は弾かれた様に顔を上げた。
「それは!!言いましたけど、好きだとは言ってません!!」
「そんな頑ななお前も嫌いじゃないが、もっと素直になった方がいいぞ。」
ニッコと笑って私の頭を子供をあやすみたくポンポンと撫でる彼の手を払い除け、私は一層むきになる。
「素直に言いましたよ!!」
「全く…お前は。
まぁ、それならそれで良いだろ。
なら、これからじっくり惚れさせてやる。
覚悟しとけよ。」
本当はもっと強気に言うはずだったのに、視線さえ上げることが出来ない。
「頑なだな。
お前もさっき言っただろ。“好きになるから言うな”って。」
私は弾かれた様に顔を上げた。
「それは!!言いましたけど、好きだとは言ってません!!」
「そんな頑ななお前も嫌いじゃないが、もっと素直になった方がいいぞ。」
ニッコと笑って私の頭を子供をあやすみたくポンポンと撫でる彼の手を払い除け、私は一層むきになる。
「素直に言いましたよ!!」
「全く…お前は。
まぁ、それならそれで良いだろ。
なら、これからじっくり惚れさせてやる。
覚悟しとけよ。」



