これ完全に迷子だよねー!
秋庭さん待たせてるのに…
まいったな~
誰かに聞こうにも、どうやら今いる階にはどこかの会社の事務所が入っているようで、時間も時間なだけに誰一人通らない。
案内板を探そうとエレベーター前できょろきょろしていると…
「何かお困りですか?」
後ろから声を掛けられ振り向くと、スーツ姿の長身の男の人が立っていた。
にこりと笑った王子様系の甘いマスクをラフにセットされた黒髪が縁取っている。
わあ~芸能人みたいな人だな~
……じゃなくて!
「最上階まで行きたいんですけど、迷ってしまって…」
「ああそれなら、このエレベーターで57階まで行って、降りたら階段が見えますからそれを上った方がここからだと早いですよ。」
秋庭さん待たせてるのに…
まいったな~
誰かに聞こうにも、どうやら今いる階にはどこかの会社の事務所が入っているようで、時間も時間なだけに誰一人通らない。
案内板を探そうとエレベーター前できょろきょろしていると…
「何かお困りですか?」
後ろから声を掛けられ振り向くと、スーツ姿の長身の男の人が立っていた。
にこりと笑った王子様系の甘いマスクをラフにセットされた黒髪が縁取っている。
わあ~芸能人みたいな人だな~
……じゃなくて!
「最上階まで行きたいんですけど、迷ってしまって…」
「ああそれなら、このエレベーターで57階まで行って、降りたら階段が見えますからそれを上った方がここからだと早いですよ。」



