借金取りに捕らわれて

「どういうつもりだって~
言っただろ?次地面にはいつくばるのはお前だってよ~」




「てめぇ…端からサシでやるつもりはなかったってことか!!」




「誰もサシでなんて言ってね~だろ。
俺は端からお前を潰すつもりだったんだからな。」




「っ!!」





「小柴~俺を殴ってみろよ~」





歯を噛み締めて堪える武寅さんに二階堂は嘲笑った。




「ハハハッ、出来ね~よな~そんなことしたらこの女がどうなるか分かんねもんな~」




二階堂は笑いながら無抵抗の武寅さんに殴り掛かった。







何度も、何度も…






「おら!!立てよ!!まだへばるには早いだろ!!」