「なんだよ?
メソメソ泣くんじゃねぇ。
もう涙拭いてやれねぇから。
こっから
一回しか言わねぇから。
俺はお前が・・・・結衣が
誰よりも大好きで・・・・・。
お前の幸せを一番に願う。
お前と廊下でぶつかったあの日から
こうなる運命だったんだ。
俺はお前を闇から
救い上げるためのヒーロー。
そっから連れてくのは
アイツだったんだよ。
お前らカップルが
俺をめちゃめちゃにしたし。
罰として
・・・・・アイツと幸せになれ?
破ったら
許さないからな?」
たぶん和哉くんがいなかったら君に一生恋してたよ・・・。
本当に大好きだった。
ありがとう。
「さぁ、
早く行かねぇと決意揺らぐだろ?
『お前みたいな奴が一番・・・・いや。
お前だから世界一愛してる』」
あたしは走り出した。
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