いつもの非常階段。




「なに?・・・どうしっ・・//」





急にあたしは
話せなくなりました・・・。






なんで?
だって・・・・俊がキスしてきたから。






いつもとは違う
なにか嫉妬とか妬みがこもっていた。







「はぁはぁ・・・どしたの?」







やっとはなしてもらい
あたしは息を整えながら
問いかけた。







「いつもなんだ・・・・。
お前のそばにいようとしても
絶対に入れないんだ。


好きなのに・・・・・
誰より、結衣が好きなのに
和哉が勝つんだ。



なんでかなぁ・・・・。
和哉だから、和哉だからこそ
アイツにだけは・・・・・・
負けたくない。




結衣を一番知っていて
結衣のいいところも・・・・
弱いところも可愛いところも
すべてを知るアイツだから



結衣を取られたくない。
アイツは確かに、あの日
放したくなかったかもしれない。


でも今は結衣は俺のモノ。
どんなに・・・・アイツが欲しくても
結衣が望まない限り、それは変わらない。」





俊だってやっぱり
和哉君を意識する・・・・。





確かにあたしの中で
和哉君が膨らんでるのは
事実だよ?








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