ホテルに入り、早速ケーキバイキングをやっているレストランに入る。
「うわ~おいしそう!」
真っ赤な苺が乗ったショートケーキ、チョコクリームがたっぷりのチョコレートケーキ、栗の甘煮が乗ったモンブラン、桃やベリーやキウイフルーツがたっぷりのフルーツタルトなど、本当においしそうなケーキが目の前にたくさん並べられていた。
「何食べるんだ?」
ケーキに見とれてる私に、お盆にお皿を乗せてトングを持った龍守が声をかけてきた。
「えっと、迷っちゃうな」
「じゃあ、お前が好きそうなの勝手に選ぶからな」
「うん」
返事をすると、龍守がお皿にケーキを取り始める。
「ねえ、龍守」
「ん?」
「なんで小さいときから、バイキングに来ると私の分まで取ってくれるの?」
小さな頃から、家族でこうやってバイキングに来ると、必ず龍守が私の分までお皿を持ってよそってくれていた。
「だって結菜、小さいときにバイキングの台に届かなくて泣きそうになってたじゃん」
「そうだっけ?」
「うわ~おいしそう!」
真っ赤な苺が乗ったショートケーキ、チョコクリームがたっぷりのチョコレートケーキ、栗の甘煮が乗ったモンブラン、桃やベリーやキウイフルーツがたっぷりのフルーツタルトなど、本当においしそうなケーキが目の前にたくさん並べられていた。
「何食べるんだ?」
ケーキに見とれてる私に、お盆にお皿を乗せてトングを持った龍守が声をかけてきた。
「えっと、迷っちゃうな」
「じゃあ、お前が好きそうなの勝手に選ぶからな」
「うん」
返事をすると、龍守がお皿にケーキを取り始める。
「ねえ、龍守」
「ん?」
「なんで小さいときから、バイキングに来ると私の分まで取ってくれるの?」
小さな頃から、家族でこうやってバイキングに来ると、必ず龍守が私の分までお皿を持ってよそってくれていた。
「だって結菜、小さいときにバイキングの台に届かなくて泣きそうになってたじゃん」
「そうだっけ?」


