「ふーん。彼氏とデート楽しんでる?……か」
背の高い龍守が、私の頭の上からメールの画面を覗いてくる。
「ちょっと勝手に見ないでよ」
怒りながらもメールを読み続けていると、メールの最後に丸いお皿に数種類のケーキが乗った写真が添付されているのに気づいた。
「うわ~おいしそう」
写真の下には、「ケーキおいしかったよ。結菜も食べたほうがいい!」って書かれていた。
「龍守!ケーキバイキング行きたい!」
「はぁ?」
「だって、おいしそうなんだもん」
そう言って携帯の画面を見せる私に、呆れた顔をする龍守。
「お願い、龍守」
「たく、分かった。場所はどこなんだ?」
「わーい。ありがと、龍守」
嬉しくなって龍守の腕に抱きつくと、ため息をつきながらも私の頭をなでてくれた。
それからすぐに愛ちゃんに電話をして詳しい場所を聞いて、龍守が運転する車に乗りケーキバイキングをしているホテルに向かった。
背の高い龍守が、私の頭の上からメールの画面を覗いてくる。
「ちょっと勝手に見ないでよ」
怒りながらもメールを読み続けていると、メールの最後に丸いお皿に数種類のケーキが乗った写真が添付されているのに気づいた。
「うわ~おいしそう」
写真の下には、「ケーキおいしかったよ。結菜も食べたほうがいい!」って書かれていた。
「龍守!ケーキバイキング行きたい!」
「はぁ?」
「だって、おいしそうなんだもん」
そう言って携帯の画面を見せる私に、呆れた顔をする龍守。
「お願い、龍守」
「たく、分かった。場所はどこなんだ?」
「わーい。ありがと、龍守」
嬉しくなって龍守の腕に抱きつくと、ため息をつきながらも私の頭をなでてくれた。
それからすぐに愛ちゃんに電話をして詳しい場所を聞いて、龍守が運転する車に乗りケーキバイキングをしているホテルに向かった。