秘密な花嫁~旦那様は王子様!?~

「やめてよ、もう」


「お前がかわい過ぎるからいけないんだろ?で、俺見て何考えてた?」


龍守の手が、そっと頬に当てられる。


「ほら。言ってみ?」


「う、ん。あのね、あの……」


「ん?」


顔を上げると、龍守とパチっと目が合う。


「龍守がね、あの、カッコイイなって」


そう言って赤くなった顔をうつむかせると、龍守にクっと顎を持たれて顔を上げられた。


「どの辺が?」


息がかかるくらい、お互いの顔が近づく。


「本読んでるところとか」


「ふーん」


「本当だよ!」


なんだか信じてないみたいだったから、つい声が大きくなってしまった。