それは、突然起きたことだった…。
自分の体に「がん」があることがわかった。
最初は、嘘だと思った。自分ではないと思った。医者が嘘を言っていると思った…。

でも、それは本当のことだった…。まだ16歳だった…。


癌になってしまった…。親はとてもびっくりしていた。

母親はまさか、自分の子が、癌になるとは思っていなくて、泣きくずれてしまった。
そも時、私は全く理解することができなかった。



私の名前は、永里ゆかり。高校1年生。

いまだに、自分が病気にかかってしまったとは全く思っていない。


そしたら母が…


「とにかく、学校にはちゃんと伝えよう…。」

「うん…。でも、友達には…」

「それは…。一応言ったほうがいいと思う…」

「うん、わかった…」

私と母は学校へ行った。


そして担任の松岡先生に私が、癌になったことを話した。


そしたら、先生は、

「わかりました。何かあったれすぐに言ってください。出来る限り協力しますので」